いわゆる天道虫である。ナナホシテントウの方が代表的な種だと考える者もいるが、単にテントウムシと言えば普通ナミテントウを指す。
2023年5月東京都新宿区で撮影
ユキヤナギの葉に乗るナミテントウの成虫。斑紋は紅型。
2023年5月東京都新宿区で撮影
ガーデンローズの葉に付いたナミテントウの蛹。
2023年5月東京都新宿区で撮影
ガーデンローズの葉を食べるナミテントウの幼虫。
2023年5月東京都新宿区で撮影
ナミテントウの模様には多くの変異がある。この模様はフタモンクロテントウによく似ている。ナミテントウは体長7-8mmなのに対し、フタモンクロテントウは僅か2-3mmのため、見間違えることはあまりない。
2023年5月東京都新宿区で撮影
片側の翅鞘が凹んでいる。この状態でも生きており、歩き回ってはいた。斑紋は四紋型。
2023年5月東京都新宿区で撮影
斑紋は斑型。
2023年5月東京都新宿区で撮影
斑紋は二紋型に似るが欠けている。これは二紋型・紅型のヘテロである。ヒトの血液型で言えばAB型のようなもので、二紋型(ホモ)と紅型(ホモ)の子はこの斑紋になる。両親がこの模様の場合、1/2の確率で同じ模様、1/4の確率で二紋型、1/4の確率で紅型となる。
動物界 Animalia
節足動物門 Arthropoda
昆虫綱 Insecta
コウチュウ目 Coleoptera
カブトムシ亜目 Polyphaga
ヒラタムシ上科 Cucujoidea
テントウムシ科 Coccinellidae
テントウムシ亜科 Coccinellinae
テントウムシ族 Coccinellini
ナミテントウ Harmonia axyridis
